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「幸福な例」塩野七生さんの本から、、、

まったく、ぴったしかんかんの、タイミングで、

「サイレント。マイノリティ」という、塩野七生さんの本の中にある、「幸福な例」というエッセイを読んだ。


15世紀はじめの、ベネチア共和国でおこったことのお話だ。

「キオッジアの戦い」で英雄となった、「カルロ。ゼン」という男の人の話なのだけど、

 のちに、すばらしい活躍を つづけ、ベネチア海軍の総司令官にまで、のぼりつめ、立派に勤め上げ、持ち前のおおらかで、大胆で男っ気あふれる性格から、彼は、ベネチア共和国のすべての人から、尊敬をと人気を集め、いずれは元首になるとだれもがおもっていた。


ところが、その彼が、2つ点で、祖国の法を犯し逮捕されることになる。


1.外国の君主と、商業以外の金銭関係を持ったこと。

2.それを政府に報告しなかったこと。


彼は、政府への報告を怠ったことは認めたけど、金銭関係を持ったことは、知り合いの窮伏に同情してお金をかしたお金を、返してもらったときに、出納簿に記入されたので、献金をうけたわけではない、、と、釈明した。


彼がお金を貸したという、知り合いは、もうすでに死んでいて、カルロは、自分のいったことを証明できなかった。


だが、彼の弁護士は、25年前のベネチア存亡を決したジェノバ戦没でのカルロ。ゼンの英雄敵活躍、これまでの祖国への多大なる貢献、

そして、これにもまして訴えたのは、彼のような人材は、これからの共和国にとってもまことに、有能な存在であること、

これだけの、器量を持った人物を汚職の疑いというだけで、葬り去るのは、いかにも惜しいこと、、と、弁護した。


そして、カルロ。ゼンの裁判の中の委員たちは、


「ゼンのような人材を葬りされば、その後の共和国に不利になるのではないか。。」という恐れをぬぐいきれずに判決は、困難に陥った。


だが、、、そのとき、、ひとりの委員がこう発言したのである。


「委員諸君、ゼンほどの人物を知れば、それを葬り去る決定を迫られて迷うのは当然であります。

しかし、わすれないでほしい。

人材というものは、これ以後生まれないのではないかと恐れれば実際に生まれないものであり、反対に、そのような心配にわずわされず断固とした処置を結構する国では、うまれてくるものであります」



判決は、17票中14票を得て、2年の実刑にくわえ、永久公職剥奪と決まった。。。



それでも、ゼンも、彼を愛していたベネチア国民もこの判決に意義を唱えることはなかった。



ベネチア政府を非難したのは、外国人だけで、彼らは、ベネチア人を、些細な過失で貴重な才能を台無しにする嫉妬深い凡人の群れと嘲笑した。




さて、英国と名誉ある生活から一転して2年の牢生活を送り、出獄した、ゼンのその後は、


聖地巡礼にいき、その後祖国に戻り、文学矢哲学三昧の悠々とした余生を過ごしたという。その間、いまだ彼を慕って集まるベネチア人や、諸外国からの訪問者に、親しく対したが、決して、その人々を利用してベネチア共和国の政治の黒幕的存在になろうとしなかった。

10年後彼が死んだときは、ベネチア共和国は、彼を国葬でもって遇した。


そして、その後のベネチア共和国は、ゼンほど華やかではないとしても、彼に勝るとも劣らぬ人材に恵まれる何百年かを享受するのである。。


(塩野七生さんのサイレントマイのリテイという本の、「幸福な例」という章から、かなり抜粋させてもらいました。。)

(あ、あと、塩野七生さんは、ベネチアのことを、ウに点点の、(爆)表示だったのですけど、(ウに点点ェネツィアって)わたし、、タイプでうてなかったのですね。(汗)ので、もうしわけありませんが、ベネチアとさせていただきましたわ)



歴史って、、、色々なことを教えてくれますね。


今の日本で、ゼンのように国家を愛し国家に尽くして貢献した英雄でもない、

逆に、国家というものをどのように考えているのかもわからないし、国歌、国旗の掲揚も否定し、他の国の日本解体団体のようなところに、6千万も献金し、他国の人から、政治資金ももらい、さらには、脱原発。。との名目で、一企業に日本国民の血税を垂れ流しこもうと(しかもその企業は他国とのからみ大)している売国人を、

「今は、震災あとの日本の危機だから、、」

「彼にすべての責任を押し付けてもしょうがない。。」


なあーんていって、首相の座にまだまだすわらせている、わたし達日本人。。。



 あの、日本の首相をみて「はああーー」っておもうんですけど、(特に、外国でテレビに出てほかの外国の元首と一緒にいる姿や、話している姿をみると、あまりにも威厳がなくて、はずかしい。。)でも、戦後の日本人の姿そのままなのでしょうね。。わたしも含めてだよ。






政治ぼけぼけ。。。 しっかりしないとね。。。っておもいました。。
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by lazytown | 2011-07-17 22:00 | 政治歴史